たまブログ

雑記帳です。

Philadelphia(フィラデルフィア)

こんにちは。

 

先日録画しておいた映画「フィラデルフィア」を鑑賞しました。

 

公開当時ある程度の内容は聞いていたのですが観るのは初めてです。

 

トム・ハンクスは大好きな俳優の一人です。

元はコメディ映画出身ですが、徐々にシリアスな内容の映画にも出演するようになり、今やハリウッドを代表する名優です。

 

その彼が激やせして挑んだエイズ患者の役。

 

同性愛者なので、アントニオ・バンデラス(!)演じるパートナーとの切ないやり取りもあり、ものすごく難しい役だったと思います。

 

「ターミナル」や「キャスト・アウェイ」、最近のロバート・ラングドン役で見せる表情とは全く異なり、異常な色気と繊細さに見惚れてしまうほどです。

 

当然、オスカーを受賞しました。

 

私感ではアントニオ・バンデラスも、恋してる人特有のうるんだ目や、トムとのダンスの時の表情などが「乙女」な感じで最高に良かったです。

 

ちょいちょい「あ。この人他の作品でも観た。」と気付いた人がいました。

図書館の司書役のTracey Walter、医師のPaul Lazarなど。

THE脇役ですけどジョナサン・デミ監督作品の常連なんですね。

 

26年前の作品なのでエイズや同性愛に対する嫌悪感が強く表現されています。

今は同性愛にも理解が深まってきていますが、それでもやっぱり偏見があってそれに苦しめられている人たちも大勢います。

 

特にトランプ大統領世代の人は偏見が強いような。

 

「自分が理解できないもの、共感出来ないものは排除する。」という考えがすごーくみっともないモノ、カッコ悪いモノだという認識が世界共通になれば、人間はもう少し幸せに生きることができるのにね。

 

ではまた。